ちゃぼとお昼寝をしていた日曜の昼下がり。
『ごめんくださ～い』と人の声。
どうせ、知らん人だろうからとシカト。
そうすると。
何回も。
何回も。
『ごめんくださ～い』
と。
しつっけぇなぁ～～
でも、ま、ほっといたら帰るだろ・・・と、さらにシカト。
そうすると。
静かになった。
が。
ちゃぼがグルルとうなりだす。
おいおい。
せっかく帰ったんだから、ぐるる言ってたら居留守がばれちゃうじゃない。
静かにしなさい。
と、ちゃぼを小声でたしなめていると。
今までとは違う、生々しさで。
『ごめんください』
はっ！
声がやたらと近いじゃん。
なになになになになに？？？？
ちゃぼのグルルもピークに。
玄関のあたりに何やらうごめく気配がっ！！
なんじゃっ！
お昼寝から激起床！！
ちゃぼを抱える！！
念のため、息子の金属バットも握りしめっ！！
玄関へっ！！
知らないオジサンっ！！
しかも。。。
靴ぬいで上がり込んでるし・・・
『なに、やってんだっ？』
『いや～、ここらへんにギャラリーなんちゃらってありませんか？』
『ギャラリーだかなんだか知らんが、ここは人ン家だ、なに上がり込んでだっ！』
『ここ、ギャラリーなんちゃらじゃないんですか？』
『見りゃわかんだろがっ！普通の家だっ！警察呼ぶかっ！』
『いや、ギャラリー探してたんですけど。。。こんな感じだったから・・・』
『なぁ～にぃいいいい？感じだけでいちいち人ん家上がり込むんかっ！』
『いや、ちがうんだったらいいんです。ギャラリーなんちゃら知りません？』
『知るかっ！警察行って聞けっ！なんなら今すぐ呼んでやるぞっ！』
『いや、自分で探してみます。おっかしいな～～』
などと、のたまいつつオジサンは帰って行きましたが。
ほんとにギャラリーなんちゃらを捜していたのだろうか・・・
もし、そうならば親身になって探してあげれば良かったかと・・・
気の毒に思いつつも。
でも、家の中までは上がり込んでこんよな～～～普通は・・・
と、とても微妙な気持ちの昼下がりとなってしまいました。
そういや、私が子供の頃って・・・
家に鍵かけたのは旅行の時くらいなもんね。
ほんでもって知らないオジサンとかオバサンが普通に上がり込んできてたけどね・・・（笑）
仕事でもしよ・・・
監獄ロック
かっけよかったな～ブルースブラザーズ。
そうそう。
びびりな癖にグルルと頑張ってくれた、ちゃぼちゃん。
この頃は巣箱がお気に入り（笑）
